ヨウスケ! 序章『紅牙』

注!
これは、近日ピクシブに公開予定の
メガの記念すべき初(駄)漫画の序章(小説)です。
読むもよし、宿題するもよしですw(


時は遠い遠い未来、
地球に様々な惑星人が行き交う時代・・・。


「いいか!? この星のどこかに
伝説のメタル『イブライ』がある・・・徹底的に探すのだ!!」
「っは!」


「なぁなぁ・・・洋介って、すげぇ力持ってんあんのな?
このスーパーグゥレイトォな男『火桜 京』をさぁ・・・」
「だからさぁ・・・俺はお前とコンビ組む気はねぇ・・・
俺は今バイトで忙しいの!!」
このしつこくまとわり付く男・・・
俺の先輩・・・といっても、
ただのストーカーにしか思えない奴で・・・
(ていうか、情けない奴?)
そして、俺は『聖 洋介』。
昔っから面倒くさがり屋で、仕事ゼロでフリーター・・・
オマケに不景気な地球はクッサレたモノである。


でも俺の実家の聖家は何かと事業に成功、
今では白夜社という大企業を築き上げたのである・・・
まぁ、ザックリ言えば『万屋』とやってることを
真似た様な企業で、銀河中から依頼があるとか・・・
「・・・まっ俺はフリーターやってる方が荷が軽くていいがな・・・」
「お?伝説となる勇者の秘密の呪文か?
俺にも教えやがれコンチキショウ!!」
「黙れw」「(・ω・`)」


とある日・・・
俺は気分で久々に実家に帰った・・・
「たれのまー・・・けーたおー・・・」(訳:ただいま、帰ったぞ)
しかし誰もいなく、ヤケに砂が散乱していた・・・
「砂?一体誰がこんなイタズラ・・・」
そこにはコメがあり、
(コメ=通称:コンパクト・メモリー
紙の形をした端末。触れるだけで、映像や記録が脳内を流れる)
触れると
『君の実家の名刀紅牙は頂いた・・・
返して欲しくば、惑星A-51まで来るのだな』
と文章が流れた・・・。
「手遅れだったか・・・」
気がつくと俺の背後に誰か・・・
「あれ・・・親父?
確か今日は大事な「それドコロでも無いだろ?」
ま・・・まぁ確かにそうだ・・・
紅牙はうちに代々伝わる名刀。
しっかし、外見は普通の刀だが、
俺の爺ちゃんが命よりも大事にしてた刀だ・・・
「さぁ!我が家の飛行船『九羽牙 E-2』に乗るんだ!」
「丁寧に言わなくても分かってらぁ!
昔から嫌と覚えちまってっからな!!」
「エンジン出力・・・OK
航路記憶媒体・・・異常無し
・・・行くぞ!我が聖一家を見下すなぁ!!」


その頃・・・
「ヨウスケの奴・・・せっかくの誘いもキャンセル・・・
まぁ、この俺で十分かな!かっはははは♪」
相変わらず上機嫌なケイ先輩・・・。
実は銀河系を又にかける宇宙警察でもあり、
俺の剣術が欲しくて・・・まぁストーカー野郎に・・・
よくこんな奴に警察が勤まるものだ・・・
「さて次は・・・」
ガスンっ
「・・・へ?」


「やっと着いた・・・ここが奴らの」
「でも親父ー・・・妙に静かっつーか・・・」
惑星A−51・・・現在は都市開発としては不向きな惑星ということもあり、
枯れ果てた荒野が辺り一面広がる・・・
「ようこそ・・・聖一族・・・」
全身布キレに包まれた男が一人いた。
「お前が紅牙を盗んだは
カランッ
「この刀・・・やはり、違うものでした・・・
「ほう・・・『イブライ』は混ざってなかったか・・・
・・・撤退だ・・・」
「え・・・ちょ、待て・・・」
一瞬で消えていった謎の男二人・・・
紅牙は無事なものの・・・
「親父・・・」
「あぁ、どうも奴の言葉が耳に残る・・・
とりあえず我々もこの場を・・・
あとは警察に頼もう・・・
ここは万屋の出る幕でもない。」


それから俺はまた何事も無かったかの様にいつもの生活に戻った・・・
何かが足りないまま・・・
「・・・あれ?いつものストーカーがいないな・・・」


『ここで臨時ニュースです。
地球時間午後6:30・・・宇宙警察が謎の墜落事故・・・
それも、20機が行方不明・・・』
「・・・え・・・ケイ・・・ ・・・?」



話はここまで!
続きはピクシブで近日公開予定、
『ヨウスケ!』をお楽しみに!!


おまけ↓

ヨウスケの父。
異常に(敵に対する以外)丁寧な男。
万会社『白夜社』を設立した社長でもあります。
勿論、ヨウスケよりも剣術は上手。
光を力に変換する能力を持つ。
・・・ヨウスケにもあるらしいが・・・?